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レッド・インプレッション。[RED impression.] 


2009.04.13(Mon)

Built15(REDのファームウエアVER.)でテストしたのは去年の6月であったから、REDでテスト撮影をするのはおよそ十ヶ月ぶりである。その間ファームウエアはBuilt17になっており、つい先頃Built18のベータ版も発表されたばかりである。日進月歩のデジタルの世界にあっても、REDは着実にその歩みを進めているようだ。
一年前のヴァージョンに比べて安定性はより増している。ダイナミックレンジ(フイルムで言うラティチュード)も幾分広がったようで絞りにしておよそ9絞り程度にはなっただろうか。REDCineやFCPなどのカラーコレクション機能と合わせて使えば11絞り程度はゆうに獲得出来るはずである。一昔前のフィルムだと考えればいいかもしれない。
ビューファインダーとLCDはともにすばらしい。F35のファインダーなどとは比較にならないほどクリアーできれいである。今までデジタルムービーカメラの弱点であったフォーカスの合わせ辛さもある程度は解消されると思う。
デジタルの最も有利な点は撮影したものを直截的に見られるところであろう。粒子感が無く滑らかな画像であり、化粧品や車など、色再現に厳密さを要求される撮影には最適な選択には違いない。
今のところ信頼できる記録メディアは8GBのCFカードのみであるが、ほぼ5分程度収録可能なので400f巻のフィルムのような感覚で扱える。ネックは、その転送速度の問題で、4Kの解像度においては30コマ収録が出来ないことである。ハイスピードは2Kで100fpsまで。16GBのCFカードのデリバリーがようやく始まったばかりで、こちらが早く安定するといい。被写界深度の問題はあるにしても現状は3Kで30fpsという選択がいいのかもしれない。
後はポスプロの問題だが、編集は小さなデータで扱えるので、データ移行で時間がかかるのを始めから覚悟しておけば何の問題もないはずである。あらかじめテープにダウンコンバートするという手も考えられる。TVオンエアーを条件としたCFならこれで十分にクオリティーは保てるはずである。
注意しなければならないのは、速い動きで明暗の差が大きいもの(例えば水面の煌めきなど)の撮影はできるなら避けた方がいい。炎が燃え上がる瞬間を撮影したがローリングシャッターによるラインがはっきりと写ってしまった。また素早いパーンではフリッカーのような現象が目立つ。原理的な問題なのでこれはいかんともしがたい。

category: デジタル Digital

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【2009/04/14 21:15】
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上記記事で完全に原因を突き止めてはいない箇所があったので打ち消し線をうちました。
申し訳ない。m(_ _)m
【2009/04/14 21:53】
URL | sumio #- *編集*

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