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早稲田松竹【No.225】 


2013.08.22(Thu)

 都内から名画座が消えていく中でずっとがんばって来た映画館である。何しろ、僕がまだ学生だった頃からあの通りにあったのだから、推して知るべしである。名画座というよりは、ひと昔は何処にでもあった二番館と言う括りの方がしっくりくるので、調べてみたら、僕が大学に入学した翌年から今のような名画座の形態に変わったそうだ。2002年に一時閉館していたとは知らなかったが、今もこうやって現役でいてくれることが何よりである。実は、2011年のあの日も僕はそこに居たのだった。
 波打つ屋根が特徴的なモルタル造りの建物は周囲の雑然とした建物とはひと味違う趣がある。見逃した新作が遅くとも半年ぐらいの時差で二本、半額程度の入場料で観られる映画館は今や貴重な存在である。今週の上映作品はミヒャエル・ハネケの『愛、アムール』とトマス・ヴィンターベアの『偽りなき者』。次週はジョン・カサヴェテスのニュープリント二本立なので、二週続けて来ることになるのだろうか。
 それにしても、ジャン・ルイ・トランティニアンの老け具合にいささか驚いた。考えてみれば、彼は僕より四半世紀以上も年上なのだから当たり前と言えば当たり前ではある。自分だって、学生の頃から変わらないのは頭の中身だけなのだから・・・光陰矢の如し。だが、早稲田松竹のようなこうした小屋は、時の流れとは無関係に、いつまでも存続してもらいたいものである。

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