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自分と違う世代と組んでみたら良い。 


2011.06.05(Sun)


撮影所や制作会社に余裕があった頃は人を育てるシステムがちゃんとしていたように思う。若い演出家には必ず、ベテランのプロデューサーや技術部が付いて彼らをサポートする体制が組まれていた。演出家のみならず、新人キャメラマンにはしっかりとした照明技師、経験の少ないプロデューサーには経験豊富な演出家、と言った具合に新旧のバランスが巧くとられていた。人を育てるという面からだけでなくクリエイティヴ面でも、世代のごった煮は刺激的である。
僕は始めから町場の人間だが、それでも駆け出しの頃は、ベテランの演出家や巨匠と言われる照明技師と組ませてもらっていた。こいつはキャメラマンとしてどうだろうかと言う諸先輩の眼差しは新人には緊張を強いるものだが、同時に有り難くもあった。そこで得たものはかけがえのないものであった、と今では思う。現在では人を育てるなどと言う余裕がないせいか、ベテランはベテラン同士、若い人は世代の近い者同士で小さくまとまってしまっていて、各世代間の交流が少ないように思う。ベテランになればどうしても新しい発想が出てこなくなる。同世代同士の仕事は気心が知れている分、楽ではあるけれど、もの作りとしてはこじんまりと収まってしまう。逆に、若い人達は発想は新鮮でも、それを作品として昇華させる事となると些か心許ない。どちらにとっても、違う世代と組むことはメリットの方が大きい。
以前なら当たり前の様になされていた世代間の補完関係も、今では個々人が意識的にスタッフィングして行かないと実現出来ない。ベテランと呼ばれ、スタッフを見回せば自分が一番年上であることの多い様な僕が言うと、然も営業的にとられるかもしれないが、純粋に、若い人達と組んでみたいと思う。もっともっと刺激が欲しいのだ。僕でなくとも、ベテランはベテランに成るほど若い人達とやりたくなるものだ。照明の佐野武治さんと初めて組んだ時、僕のような者にしてみれば畏れ多い、と言うと、同じ様なことを返された記憶がある。だから、まだ30代ならどんどんベテランの力を借りるべきである。無論、今までずっと一緒にやって来たスタッフは僕にとって欠け甲斐のない財産であるが、彼らと信頼関係を築いたのは40代に入ってからのことである。

category: CMのはなし About C.M.

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