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『フローズン・リバー』["Frozen River"] 


2010.02.21(Sun)

フローズンリバー
先住民モホーク族の保留地は、セントローレンス川を挟み、合衆国とカナダにまたがっている。ここは両政府から自治権が認められていて、それを悪用した密輸や密入国が絶えないらしい。特に冬の間、河は厚い氷に覆われ、危険を厭わなければ、車での行き来が可能になる。が、そもそも差別から来る貧困さえなければそのような状況が生まれるとも思えない。まず、そうした舞台設定が素晴らしい。
ギリギリの状況に追い込まれているのは先住民のみならず、その周辺に暮らす貧しい白人も同様である。家族はささやかな夢さえ断たれそうになり、母親は乳飲み子を取り上げられる。寂れた土地柄に加え、父親の不在はかくも厳しい現実を創り出す。
鈍色の空は湿り気を帯びてあくまでも重い。冷たく重い現実に押しつぶされそうになりながら、人は辛うじて他者との繋がりに僅かばかりの希望を見いだす。厳しい題材を扱いながら決して暗くならないのは、女性監督のきめ細やかさ故だろうか。
赤の発色が気になるが、デジタルで撮られたとは思えないルックがなかなか良い。凍てつく空気は良く捉えられている。コントラストの少ない冬のロケーションなら十分使える。

category: 映画のはなし About Movies

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