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「聖クリントの秘跡。」@GQ JAPAN 


2010.01.27(Wed)

「日常のモラルだけ授けるようにしているつもりだ。ドアがあれば、女性を先に通してやれとかそういうことだ。なぜ?と聞かれれば、それはお前の方が強くて、若いからだ、と答える。」GQ JAPANの最新号にクリント・イーストウッドのインタビューが載っていた。上に引用したのは息子たちにどのようなことを教えているか、という質問に対して答えたものだ。実にシンプルだが、親が子に授けるべきものがあるとしたら、そういったもの以外に何があるのだろう。わたしには子供がいないから親の気持ちというものは掴みきれない。自分の子供にだけは色々分け与えたいと思うのが人情なのだろう。しかし人として社会を生きていく上で必要(かつ十分)なものはモラルであろう。
おそらく、戦後の日本(そして世界の至る国)で一番忘れられて来たものがモラルでなかっただろうか。モラルと言っても何も大袈裟なことではない。イーストウッドが言うように、強い者が弱い者を庇う、それだけのことである。本当に強い者は弱い者苛めなどする必要もない。単純明快なことである。それが徹底されていれば、少なくとも今のような非道い状況には陥らなかったはずである。今頃気が付いたけれど、わたしが本能的に嫌悪するのはそれが出来ない人たちだ。イーストウッドは彼の映画の中でその事を一貫して訴えて来たのだと思う。
短い記事だったので立ち読みで済ませようと思ったが、イーストウッドのさり気ない答えの中に生きることのヒントが一杯詰まっていて、そういう訳にはいかなかった。全ての男たちに(無論女性にも)お薦めしたい。一読あれ。

category: 日々是好日 Days

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