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クリーニング屋さん。[Dear laundry shop.] 


2009.12.25(Fri)

わたしの贔屓のクリーニング屋さんは、たった一人で店を切り盛りする腕のいい親切な職人さんだった。赤いバンダナを頭に巻いて黙々とアイロンをかける動きは優雅にさえ見えた。近所で一番安くてしかも仕事が早かった。店構えは主人同様素っ気ない。だが不愉快な思いをしたことは一度としてない。某大手クリーニングチェーンの何処か人を値踏みするような態度とは大違いであった。そのクリーニング屋さんがあったのは、まだ私たちが高円寺に住んでいた頃だから、10年ぐらい前の話である。引っ越しをする2年ぐらい前に突如として店を閉じてしまった。こ奇麗なチェーン店に圧されて商売が立ち行かなくなったのだろうか。そもそもクリーニングを頼む人が少なくなったということだろうか。
本当に良い仕事をする人は余り多くを語らない。職人には無口が多い。何故なら仕事そのものが雄弁だから。人の顔が見えない店、構えだけが立派で仕事はそこそこの店しか繁盛しないような状況が大勢を占めるというのは何とも不愉快である。多くの人たちがモノを見る目をちゃんと育てられてこなかったからなのだろう。騙されてはいけない。大手クリーニングチェーンで働く職人さんの賃金などは驚くほど安いはずだ。経費が掛かる分同じ料金なら質は落ちる。安いものはやはりそれなりである。今進行しつつあるデフレも元を正せばそこに行き着くのではないだろうか。かつて日本経済が活況だった頃、日本人は勤勉であると言われていた。ある程度以上の豊かさは人から勤勉さを奪う。結局のところ、個人個人の怠惰が今の不況を招いているような気がする。
あのクリーニング屋さんは今頃どうしているのだろう。私たちが今住む町にはあの店のように"さん”付けで呼べる店はない。

category: 日々是好日 Days

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