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『トゥモロー・ワールド』の撮り方解明。 


2008.01.09(Wed)

当ブログに時々鋭い突っ込みを入れてくれる蚤の愛さんから貴重な情報を頂いて、どうやって撮ったかが大方、判った。Doggicamというシステムを使っているそうで、そのサイトにかなり詳しくメイキングが載っていて、ご丁寧にテストクリップまである(VIDEO VILLAGE 内のTwo Axis Dollyの項目をクリックされたし)。最後まで解明出来なかった主人公が車から飛び出すまでのシーンは、太陽の位置、バックの森の見え方から推測すると、別撮りで繋いである。他にも怪しいところが何カ所かある。つなぎ目がまるっきり判らないが、そこで「Planelt」というソフトを使っているらしい。冒頭のシーンや戦場のシーンも、超人的な体力のあるステディカムオペレーターでもいない限り不可能だと思っていたが、何カ所かで繋いであるらしい。最新のデジタル技術だから出来ることである。到頭ここまで出来るようになったかという感じがするが、デジタル編集技術となると、もうチンプンカンプンである。
日本だとDoggicamの導入はほぼ、無い。余程潤沢な予算が無い限り、新しい技術にこれだけの予算はかけてくれない。制作サイドは勿論のこと、技術者でさえ何処かで、アナログで何とかなると思っている。日本の映画(映像)がどこか安っぽいのは、クオリティの追求が決定的に足りないからである。日本人は小器用だからそれで済ましているけれど、観る側を圧倒する気ならば、『トゥモロー・ワールド』ぐらいの水準はクリアしていないと。私がVFXをあまり好きでなかった理由はここにある。All or nothing。

category: カメラマンの覚え書き Notes of Cinematographer

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