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カメラの選択。[Choice the camera.] 


2008.05.24(Sat)

何年か前までだったら我々が仕事に使うカメラはフィルムカメラ以外考えられなくて、余程特殊な例を除けば、35mmか16mmで迷うぐらいだった。ところが最近はフィルムベースの仕事が年々減り続けてひと頃と比べれば半分程度にまでなっている。フィルムカメラの代わりに登場したのは言うまでもなくビデオカメラだが、ビデオはアナログからデジタルに移行してからというもの驚異的なスピードで進化を遂げてきた。中にはフィルムと見分けがつかないものが登場するにあたって、撮影機材の選択肢が増えてきた。
一方で、私たちはフィルムを作品のクオリティの基準に据えているが、その前提さえもが崩れてしまったということに些か戸惑っている。色の再現性、解像度、自然なルック、広いラティチュード、奥行き感などどれをとってもまだ電子デバイスの遥か上をいくけれど、その映像の出口は今や一様ではない。映画館でより主に家庭の再生装置で映画は見られているし、CMはPCモニターの小さな囲みの中でも見られる。携帯電話の小さな画面ではドラマまで見られる。今度わたしが撮影を担当するCMは飛行機の中でのみ流される。そんな映像の出口にフィルム並みのクオリティが果たして必要なのか。TVに慣れ親しんだ世代は映像を受け入れるキャパシティが広い。そうならもっと効率的なフォーマットがあるのではないか。その出口に見合った撮影機材を選ぶべきではないのか。予算の要請は無視出来ないが、それを考えに入れなくとも、そんなことを考えざるを得ないのである。
さらに新たに問題となるのはデジタル・デバイスの多種多様なワーク・フローである。次から次へとフォーマットが発案されている。私が今思い付くだけでもHDCAM、HDCAM-SR、XDCAM、HDV、DVCAM/DV、P2、AVCHDなどがあって、はっきり言って、私などにそれぞれの違いはよく解らない。テープ収録さえそのうちデータ・ファイルに置き換えられる。フィルムのように誰もが理解しているわけではない、データ・ファイルという眼に見えないものを理解するのはなかなか大変なことである。今はその過渡期で一体どれがメインストリームとなるのか、手探りの状態である。私たちは否応なく変革の鳥羽口に立たされている。
今のところ、わたしの機材の選択基準は(ワークフロー、収録素材を無視して)デジタルに関しては、成る可く最新のもの、予算の許す限り撮像素子を大きくすること(1/3<1/2<2/3<フルサイズ)、720pよりは1080p、2K、3K、4K・・・である。やはりカメラマンの良心に従うなら最大限(私の思う)クオリティの向上に努めることしかないのである。機材はそのためにある。
I have to try to improve best quality (that I think) as I can, of course, according to cameraman's conscience. The equipment is for it.

category: カメラマンの覚え書き Notes of Cinematographer

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