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『坂の上の雲』 


2009.12.13(Sun)

めったにTVドラマを観ない私だが、NHKが社を上げて取り組んだ『坂の上の雲』は比較的熱心に観ている。ハイビジョンで撮られた画がなかなか美しい。フィルムトーンとは違いハイが飛びすぎているが、そこがまたHD撮影のお手本となるような絵柄で私は嫌いではない。落とす(暗くする)ところは思い切って落としているし、引き画もTVにしてはきっちりと引いている。このぐらいの水準ならキャメラマンとしても文句はない。ただ演出となると疑問符はつく。絵柄の良さ故に、ムードに流されて役者の芝居を掴み損ねている場面が見受けられるし、そこまで台詞で説明しなければならないのかと思うところがある。
例えば、阿部寛が身重の妻(松たか子)を残して戦地に赴く場面。玄関先で生まれてくる子の名前を書き付けた半紙二枚を妻に渡す。一方には男、もう一方には女の子の名が記されている。「男でも女でもどちらでもいいから丈夫な子を産んでくれ」と言う。明治時代の、しかも軍人の家である。傍らには同居している母もいる。そこまで饒舌であっただろうか。さらには出て行った夫を追いかけて門の外に出た妻が「どうかご無事で」と声をかける。名前を書き付けた半紙を挟んだふたりを見せるだけではそこにある夫婦の思いは伝わらないのだろうか。
尤も視聴者の方は茶の間で漫然と観ている訳だからそのぐらい親切に説明しないと理解出来ないのかもしれない。だが、と私は思うのである。視聴者とはズボラなものであるから親切にすればするほどちゃんと観ることをしなくなる。一頃に比べてTVドラマが詰まらなくなったのは演出に過剰なサービスを付加して来たからではないかと思うのである。3年もの歳月をかけて作られるドラマだけにこちらがTVドラマ以上のものを期待をしてしまうのかもしれないが・・・。

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コメント


実は僕もあのシーンでまったく同じ事を考えました。映像から感じる事をもっと制作者が意識すべきです。そこが日本の映像文化を低くしています。でも楽しみに見ていますが。(笑)
【2009/12/17 23:20】
URL | m.hasui #- *編集*

本当にそう思います。人間が外界から得る情報の約8割は視覚情報です。制作者はもっともっと人間(の脳力)を信頼すべきでしょう。きっと自信がないのでしょうね。

確かに見応えはありますから今後が愉しみです。僕は観ていませんが、民放の『不毛地帯』とかも評判が好いみたいです。TVに(仕事柄特に民放で・・・笑)いいドラマがドンドン増えることを願っています。
【2009/12/18 08:59】
URL | sumio #- *編集*

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