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我々は何処に行こうとしているのか。[Where do we will go?] 


2009.09.17(Thu)

映画業界ではフィルムへの回帰が始まっていると聞いた。尤も、それは予算の少ない仕事の話である。一時、記録メディアが安価であるという理由だけで盛んに使われたデジタルだが、後処理を考えると、結局フィルムで仕上げた方が断然安くつくからである。機材は最小限、今や必需品となった感のあるビデオアシストなども用意出来ない。無論カラー・グレーディングなども一切無し。昔のように、トーンを創り出す為には現場で工夫しなければならない。スタッフ各々がそれなりの技術を持っていなければ出来ない事ではある。しかしクオリティはデジタルなど比べようもないほど良いのは言うまでもない。安くて、しかも質が良い。何とも皮肉な話ではないか。
デジタル技術が普及することで現場の苦労は半減したけれど、その分、ポスプロに費用がかかるし、何よりも、楽をしてきただけ現場の技術は低下してしまった。今は技術が粗方デジタルの方に向いているから、遅かれ早かれ、フィルム撮影が減少していく事は間違いない。フィルム回帰も、結局は、一時の徒花のような気がする。しかし、それをしていかない事にはこの先の技術維持すら危ぶまれる。
デジタル技術は後での加工に自由度があるから、現場での技術低下を補って尚、精度を追求出来る利点がある。予算さえ折り合えば、丁寧に作ろうと思えばいくらでも丁寧に出来る。(必ずと言う訳ではないが)じっくり時間をかければ良いものは出来る。しかし精度を追求するという事は、一方で、鮮度を失ってしまうということでもある。勢いというのも時に必要であったりする。荒削りだが魅力に溢れた作品というのはどれを取っても勢いがあるものである。(あまり良い例えではないが、私など手の込んだフレンチよりは寿司の方が断然好きである。)尤も、勢いを確実につかみ取る技術は必要で、これなども熟練を要する事ではある。
さて、これから映像は何処に進んでいくのだろうか。それを占うものは、取りも直さず、自分たちが歩んで来た道にあると思うのだが・・・。

category: 日々是好日 Days

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