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再び、ノンフィクションからフィクションへ。[From nonfiction to the fiction again. ] 


2009.09.13(Sun)

ある時期から小説が全く読めなくなった。現実の方が創造された世界を遥かに越えていたので、読むもののどれもが生温く思えたのだろうと思う。それ以来、読むもののほとんどはノンフィクションで占められていた。おそらく、世のファンタジー・ブームも同じような理由からに違いない。
村上春樹の「1Q84」(ファンタジーの一種である事は否定しないけれど、より小説的であると言ったら良いのだろうか)を読んでからだろうが、再び小説を読みたいと思い始めている。村上春樹の小説に限らず、多くの小説が決して明快な形では世界に対する回答を提示出来ない事は判っている。それでも1995年を経験し、99年をやり過ごし、2001年を目撃し、08年を乗り越えた今、我々(少なくとも私にとって)に必要なものが何なのかははっきりしている。言い様もなく理不尽な世界で生き抜く為の知恵、それは微かな希望である。そしてそれを提供出来るのは結局のところ人間のイマジネーションしかないのだと思う。
村上春樹の作品が豊かなイマジネーションに溢れているかといえば、まだまだ不満は残る。(リトル・ピープルってウンパ・ルンパでしょ?)けれどそこで語られる物語は絶望的であっても、微かな光を読者に提供してくれたのではないか。その真摯な姿勢こそ我々が忘れかけていたものであるだろう。
取りあえず、次ぎなる小説として川上未映子の「ヘヴン」を読んでみようかと思っている(彼女、美人だし)が、どなたか他に面白そうな小説(ブンガク)を教えて下さいな。読書の秋でもありますし・・・。

category: 日々是好日 Days

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