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もっと話そう。[Let's talk about, more.] 


2009.08.25(Tue)

CM制作にはスポンサーの要望があり、CDの企画意図があり、演出家の企みがあり、スタッフ各人の解釈がある。そのどのプロセスひとつ欠けても作品は成立しない。特にスタッフ間でどのような仕上がりを目ざすのか意思統一が出来ていなければ、決して良い作品は生まれてこないだろう。ひとつの作品を仕上げるプロセスにおいて、現在、決定的に欠けているものはどのような映像にするのかというスタッフ間の対話ではないだろうか。
キャメラマンと演出家(両者の関係が作品の方向性を決める上で一番重要である事は言うまでもないが)のみならず、夫々のパート間でアイデアの交換が十分に行われていれば効率も上がるだろうし、より良いものが出来上がるはずである。いつものスタッフだからといって通り一遍の打ち合わせだけでは不十分ではないだろうか。暗黙の了解など無きに等しいと思って間違いはない。
分業が進み、ポスプロ時の自由度が上がった結果として、仕上がりのイメージを持っているのは演出家ひとりという事がしばしばある。それすら、場合によっては様々な事情によって覆されてしまう。結局誰もが仕上がりに確信を持てないまま仕事を進めざるを得ない。これなどコミュニケーション不足以外の何ものでもないと思う。有能な人間であればバラバラのピースをまとめてそこそこの作品にしあげることは可能だろうが、彼が如何に優秀であれ、それ以上のものは望めないだろう。それに関わる全てのスタッフ相互の対話の中からしか新しいアイデアは生まれてこないし、共通の理解や目標がないまま進められる仕事とは、とどのつまり、スタッフの個性を消費しているに過ぎない。コミュニケーションツールの発達と反比例するように相互理解の度合いが減っているように思えるのは皮肉なことである。
とまれ、進歩のない仕事など糞食らえである。作品に携わる度に新しい何かが無ければこの仕事を選んだ意味も無い。常に新しい事に挑んでいきたいと思うのだ。そしてそれは決してひとりの頭の中では実現出来ない。他者の考え方が自己を強化するのだと思う。だからもっと話をしよう。

category: CMのはなし About C.M.

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コメント


議論して、もめるのを怖がっているのか?と思うことがしばしばあります。
また年々若い世代が意見しずらい現場が多くなっているような気も。
思ったことを言わないとか、言えないのは不健全です。
年長者のみなさん、気づいていますか?
仮に仕事の過程でもめたとして、本来は人間関係まで壊れる訳ではないはずなのだから。
若い世代もポジティブにいきましょう!





【2009/08/26 15:50】
URL | 井上隆夫 #- *編集*

若い世代をみているととてもお行儀が良く思えます。
ぼくら以上の年代(僕も含めて)は恰好付け過ぎですね。
確かに不用意な発言や傍若無人な振る舞いで仕事を無くした事もありましたが
同じくらい新しい出会いもしています。
クリエイターである事を自覚するなら
思った事を言った方が良いのではないかと思います。
もの作りにおいて尻込みは決していい結果を生みません。

井上君は歴代チーフ同様お行儀が悪かったので
信頼出来るのです(笑)

【2009/08/26 21:11】
URL | sumio #- *編集*

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