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哀しい技術。[Sad technology.] 


2009.07.26(Sun)

先だって、映画の為のカメラ比較テストフィルムを見る機会を得た。映像業界にいたらその名を知らない者などいない高名なキャメラマンが撮影されたものである。使用されたのはパナソニックのAG-HMC155、LUMIX HG1、それとキャノンのEOS 5D Mark�である。それぞれ1/3”の3CCD、4/3”のLive MOS、フルサイズのCMOSを撮像素子として持つ。シネスコ撮影にどのカメラが適しているかを確かめる為のものであった。だが、それらはどうみてもシネスコ適さないものばかりである。それどころかDLPならいざ知らずそもそも劇場公開(大きなスクリーンに引き延ばして見る)を念頭に置いて設計されたカメラではない。何とも情けない話だが日本映画界の平均的な現状ではそうしたカメラしか使用できない。フィルムカメラを使う予算が無いのだ。映画のフィールドでは売れっ子の助手さんがフィルムを扱った事が無かったという笑えない状況さえある。
ファイルデータをQTで編集し、その上下を切ってビデオ変換し、左右を圧縮した上でキネコにおこす。ワークフローは他にもあるだろうが、劇場でシネスコ上映するにはおよそそれだけの作業をしなければならない。ただでさえ良くない画質は工程を経るごとに益々劣化する。それでも映画はそのようにして撮られるだろう。もはや映画館で上映する事が目的にはなっていないからだ。今低予算で撮られる多くの映画はレンタルビデオ屋さんに置いてもらう事でかろうじてペイする。劇場公開はいわばそのお墨付きの為でしかない。それでも尚、キャメラマンは少しでも良い画質を得ようとテスト撮影をし、現像所もそれに応えようともてる技術を惜しみなく提供するのである。本来の目的を見失ったまま、技術者はその技術を向上させようと必死なのだ。それを誰が笑えようか?

category: 日々是好日 Days

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